澤地久枝さんと憲法を語る会
澤地久枝さんと憲法を語る会
2005年5月15日(日)、金沢市の女性センターで全国の「九条の会」呼びかけ人でもある作家の澤地久枝さんを迎えての「語る会」には1階のホールや2階のモニター中継室を含め600人の市民の方々に参加していただきました。澤地さんは、河北郡高松町出身の川柳作家、鶴彬(つる・あきら)の生涯や全国の基地反対運動で先駆的役割を果たした内灘闘争のエピソードを紹介しながら「これまで日本は戦死者を1人もだしていなのは憲法9条があったから」「戦争をしない国、させない国にすることが私たちの責務」と語りました。
また、第二部では、九条の会・金大ネツト、やすらぎホーム九条の会、あしたの9ジョーの会、加賀・江沼「九条の会」の代表4名の方からそれぞれ地域や職場における活動報告がありました。
当日の様子は、下記のホームページでも紹介されています。
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「澤地久枝さんと憲法を語る会」集会アンケートより
今日のお話のタイトルは「私たちの役割」ということでしたが、私には何ができるのだろうといつも考えていました。今日のお話をきいて、私はあきらめないでおこうと決心しました。いろんな事件や事故があって、つらい気持になると、生きていても何になるんだとかって、つい思ってしまうけど、私はあきらめないことを心に誓います。こういうお話会に積極的に足を運ぶことを第一歩にしたいと思います。(40代 女性)
ユーモアを交えながらの澤地さんのお話、とても楽しかったです。
決して大多数の意見が正しい訳ではない。何が正しいのか、自分の背骨をしっかりもつことが大切だということを改めて感じました。平和を願うことは決して恥ずかしいことではない。あたりまえのことがあたりまえのこととして自分で語ることができると思う。周りの人々と手を取り合っていきたいと思います。(20代 女性)
澤地さんの話はとても平易でやさしくユーモアがあり、心にひびいた。一人一人の力は小さいが、私の思いは違うという事をちゃんと相手に伝えないと、反対がないという事で進んでいく恐さを感じました。何ができるかと思うけれど、私の思いを友人、知人に伝えていきたいと思いました。(50代 男性)
澤地さんのエネルギッシュな話に感動しました。全国的に9条を守りたいという声が大きくひろがっていることが実感できる会だったと思います。
4つの地域の会の活動報告もそれぞれ特徴のあるもので、希望のもてる内容だったと思います。(60代 男性)
澤地さんのおはなしは私たちと本当に変わらない感覚で、とてもわかりやすく平易な言葉で、胸にストンストンとおちました。同時にとてもスッキリしました。 本当にこの輪がもっともっと広がって、大きな広がりになればいいなと思います。(女性)
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