輝け9条! 許すな改憲! 平和憲法施行64周年記念石川県民集会
輝け9条! 許すな改憲!
平和憲法施行64周年記念石川県民集会
5月3日、石川県文教会館で「9条の会・石川ネット」主催の「輝け9条!許すな改憲!平和憲法施行64周年記念石川県民集会」が開かれました。
集会は、呼びかけ人の1人である白崎良明さんの開会あいさつの後、ピース9合唱団のコーラス、九条の会事務局長である東京大学大学院小森陽一教授の講演、そして夢工房のナオユキさんによる漫談と、納得と笑いの内容でした。
次いで、九条の会・七尾の志田弘子さんがアピールを読み上げ、約600人の参加者全員によって採択されました。
最後に、白山市九条の会の宮岸美則さんが閉会のあいさつをし、集会は成功裏に終了しました。参加者の皆さん、ご苦労様でした。アピールはその後、内閣総理大臣ほか主要政党などに送られました。
集会アピール
本日、私たちは、日本国憲法施行64周年の記念日を迎えました。日本国憲法は、多大な惨禍をもたらした侵略戦争と、戦前の専制政治への深い反省のもとに、平和憲法として制定されました。中でも憲法九条は、武力では国際紛争を解決できないとの教訓から、戦争放棄・戦力不保持を掲げた人類の叡智の結晶です。
他方で、この平和憲法を変えようとする政治の動きが日々進んでいるのも事実です。
- 昨年11月23日の北朝鮮による韓国砲撃、それによって高まった朝鮮半島有事への不安をも利用しての、自衛隊を「専守防衛」から「戦う自衛隊」に変える「防衛計画の大綱」の閣議決定
- 自衛隊による海外活動は、ソマリア沖、中東ゴラン高原、東ティモールなど多数に及んでいますが、自衛隊をいつでも海外派遣できるようにするための恒久法制定や集団的自衛権行使の容認に向けての検討
- 沖縄県民の米軍基地撤去の願いを無視しての日米政府による米軍基地移転のごり押し
このように、昨年11月に開催された憲法集会以降、民主党政権のもとでの改憲にむけての動きが見られます。
3月11日に地震、津波が東日本を襲いました。被災地域では、多くの自衛隊員が活動し、米軍は「トモダチ作戦」を展開しています。これらの活動が、自衛隊の軍事力としての活動強化、米軍との一体化、沖縄での米軍基地温存の地ならしとして利用されることは許されません。
日本国憲法とりわけ憲法九条は、多くの国民に支持され、その思想は、世界の人々、そして世界の国々に大きな影響を与えています。平和を求める世論は大きくなることがあっても、小さくなることはありません。
私たちは、日本国憲法施行64年の記念日に当たり、九条を守り、その理念の実現に向け、さらなる運動の拡大を確認し合い、集会アピールとします。
2011年5月3日
日 時 | 2011年5月3日(火・祝) 午後2時から午後4時半まで |
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※憲法集会の開催にむけて、「9条の会・石川ネット」の運営委員会、各地九条の会との相談会も開きました。
日 時 | 2011年 2月19日(土) 午後1時30分~ |
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会 場 | 金沢勤労者プラザ301会議室 |
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